WordPressでMathjax+physicsパッケージを使う(原理不明)
前書き
量子力学を勉強してもすぐ忘れてしまうのでせっかくだし備忘録を書くことにした。
数式をきれいに書くために$\TeX$形式で数式を表示できるMathJaxを利用することにした。
(こんな感じ:$i\hbar\frac{\partial}{\partial t}\psi(x)=\hat{H}\psi(x)$)
標準のMathJaxはブラケット記号($\bra{x}$や$\ket{x}$など)が表示できないので、physics packageを利用するようにと公式に書いてある。
This package is not autoloaded, due to the fact that it redefines many standard macros, so you must request it explicitly if you want to use it.
多くの標準のマクロを再定義しなければならないため、このパッケージは自動で読み込まれることはない。したがって、もしこのパッケージを利用したい場合は明示的に読み込みを宣言する必要がある (positronium訳)
docs.mathjax.org/en/latest/input/tex/extensions/physics.html
10時間以上様々なサイトを見た結果、最終的に謎原理によって利用できるようになったので一応備忘録として書いておく。
解決策
- <head></head>の間に
<script id="MathJax-script" async
src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/mathjax@3/es5/tex-chtml.js">
</script>
を記入する。(これだけのはず)
考察
上のコードをそのまま読めば、MathJaxのスクリプトをURLで指定しているだけである。考えられるのは指定したjavascriptファイルに「たまたま」physicsパッケージを利用するという記述(に相当するなにか)があることになる。 したがって何らかの理由で指定先のファイルが更新された場合にphysicsパッケージが利用できなくなる可能性もある。
ちなみにこのサンプルコードは公式のページ(Configuring MathJaxのセクション)を参考にした。
まとめ
理由まではわからなかったが、一応Physicsパッケージを利用できるようになったのでとりあえずこのまま使ってみる。Wordpress等への理解が深まったら再び考えてみよう。(もし何か解決策あるいは動作原理がわかる方がいましたらコメントをお願いします。)
メモ
Lightningテーマで投稿ページのheaderにhtmlコードを追加する方法がいまいちわからなかったので、Header Footer Code Manager というプラグインを使っています。